製品紹介「またたび」関連
またたびとは
葉は蔓状の枝に互生し葉柄があり、形は楕円形で細かい鋸歯を持つ。6月から7月に径2cmほどの白い花を咲かせる。雄株には雄蕊だけを持つ雄花を、両性株には雄蕊と雌蕊を持った両性花を着ける。花弁のない雌蕊だけの雌花を着ける雌株もある。花をつける蔓の先端部の葉は、花期に白化し、送粉昆虫を誘引するサインとなっていると考えられる。近縁のミヤママタタビでは、桃色に着色する。ネコ科の動物はマタタビ特有の臭気(中性のマタタビラクトンおよび塩基性のアクチニジン)に恍惚を感じ、強い反応を示すため「ネコにマタタビ」という言葉が生まれた。
同じくネコ科であるライオンやトラなどもマタタビの臭気に特有の反応を示す。なおマタタビ以外にも、同様にネコ科の動物に恍惚感を与える植物としてイヌハッカがある。
北海道・本州・四国・九州の山地に自生する”つる性”の落葉植物です。栽培もされています。雄株と雌株があり、雄株には花が咲きますが実はつきません。つるは褐色で他の樹木などに巻きつきながら長く伸びます。
初夏、葉のつけ根に梅に似た白い花を咲かせ、葉の先が半分だけ白く変色します。これは、虫を呼び受粉を促す働きと考えられています。花が終わる7~8月にかけて2~4cmの緑色の実(果実)をつけます。実の形は品種により、先のとがった砲弾型・ひょうたん型など変わるようです。
利用方法
若い『またたび』の実は、カリカリとした食感で、とても辛く苦い味がします。
『またたび』は昔から「関節痛」や「冷え性」に良いといわれており、一般的にはそのまま食べず、「塩漬け」や、ホワイトリカーと氷砂糖に漬けた「またたび酒」などに加工して食べられているようです。このほかに、春の新芽を「おひたし」や「天ぷら」にして食べたりもします。また、『またたび』は強精薬としても知られており「昔、疲れきった旅人がまたたびの実を食べて、また元気に旅を続けた」という言い伝えがあり、これが『またたび』の名前の由来とも言われています。
新潟県産またたびの実
新潟県産 くわ茶ティーバッグ
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